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明けましておめでとうございます。お正月か猫ゴジラ・・・・・・?

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11月から公開された「ゴジラ-1.0」が日本だけでなく世界各国で大好評のようです。まずはおめでとうございます。早速観に行きましたが、お客様の中にはモノクロ版合わせて3回というつわものも現れ盛り上がっています。監督があざといとかつじつま合わせが不自然という声もありますが、とにかく監督のゴジラ愛が素直に伝わる良作と思います。時代設定や脚本は言うまでもなく俳優の顔の選び方まで、昭和生まれの世代も違和感がなく、細部にわたってこだわっているのがみてとれます。
先ずは映画館の大画面でゴジラの咆哮と地響きを体験、戦争末期から焼け跡の日本に身を置いてみてください。怪獣大暴れとかゴジラ対何とかとは次元の違う「ゴジラ-1.0」です。ところで家のミーコも負けずと咆哮していますが、もしやあくびかな・・?

10月のシネマクラブは1963年東宝映画「白と黒」でした。


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黒澤明の愛弟子堀川弘道監督の「白と黒」は題名の通りの白と黒のどんでん返しが驚愕のストーリー。次々起こる新事実にすっかりはまってしまいます。痔もちの敏腕検事小林桂樹が自白させた殺人事件の犯人井川比佐志。実は、犯人は映画の出だしで弁護士の仲代達也に決まっているのです。ところが盗みに入った盗人の男が認めたため死刑になりそうです。良心の呵責に苦しむ仲代は不信を抱かれ追い詰められていきます。これで確定と思えばまたその先があり、さすが脚本の橋本忍抜けがありません。人物設定と言い名優の競演も堪能できます。劇団の重鎮千田是也、小沢栄太郎、東野英治郎。三島雅夫。あっという間に殺される淡島千景。山茶花究や岩崎加根子なんかワンシーンのみという贅沢さです。短い時間でこの完成度。今どき映画の2,3時間の長尺と比べても引けを取らない充実の113分です。

セリーヌ・シアマ監督の「トムボーイ」

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「トムボーイ」は「燃ゆる女の肖像」に続く監督の長編2作目の作品です。インディペンデント映画ながら思春期前の子供たちの世界がとてもよく描かれています。夏休み中にある街に越してきた一家。ロールはとてもボーイッシュで男前の女の子です。成り行きで「ミカエル」と名乗ってしまい男の子と思われてしまいます。10歳前後の微妙な年ごろ。引っ込みがつかなくなりそのまま楽しく過ごす充実した夏休み。ある出来事で新学期前に窮地に陥ります。美しい映像と自然体な演技の子供たち。ロールの両親の在り方もとてもいい。LGBTQとは重ねずに鑑賞してもらいたい、フランスで大人気の映画です。最近公開の「秘密の森の、その向こう」。亡くなった祖母の遺品整理に訪れた森の中で出合う不思議な体験。自分と同い年の子供の頃の母と祖母がそこにはいます。こちらも鑑賞お勧めします。

暑い夏です

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今年は手入れした庭の植物が夕方には「青菜に塩」の有様。少しの水撒きでは追いつきません。自然が暑さで茹だっているので、人の暮らしもかなりの暑い暑いストレス。そんな時熱くても冷たくても風味豊かなマリアージュの紅茶がおすすめです。スパイシーな「ノエル」「オレンジティー」ミントの香りが爽やかな「トウキョウモヒート」「アップルティー」どれも熱い一杯をゆっくり飲んでコップにたっぷり入れた氷に注いでクールな逸品を楽しめます。昭和なクリームソーダ―やレモンスカッシュ。あんみつやコーヒーゼリーが夏のおたのしみ。台風も上陸しそうなお盆休み。近くでゆったり過ごすのも一興です。

シネマクラブは「姉妹」家城巳代治監督でした。


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1955年独立プロ名画特選として発売されました。監督は「異母兄弟」「雲ながるる果てに」「みんなわが子」などきめ細やかな情感あふれる作品で知られています。松本と山の発電所に住む家族との悲喜こもごもの物語がモノクロの画面いっぱいに広がります。松本に住む叔母の家に下宿させてもらっている高校と中学生の姉妹。大工の棟梁多々良純と望月優子の夫婦がなんとも言えない味です。大変すぎる肺病の一家、助け合う山の人々の暮らし。好きな人をあきらめ嫁いでいく姉。まっすぐで純粋な妹も色々な経験をして成長していきます。この時代の人は簡単に死なないだろうと妙なところで感慨深く、耐える力と互いを思いやる日々の生活が淡々と描かれているのが好ましい。後を引く映画です。