秋の日のヴィオロンの溜息の…もの思う晩秋の?ニャーコ
 大好きな上田敏訳ヴェルレーヌの落ち葉です。「秋の日のヴィオロンの溜息の身に染みてひたぶるにうら悲し。鐘の音に胸ふさぎ色変えて涙ぐむ過ぎし日の思い出や。げにわれはうらぶれて、ここかしこに定めなくとび散らう落ち葉かな」堀口大学や多くの訳が出ていますがなんといっても一番素敵です。ねこにしちゃ教養があるでしょ。というわけで人知れず(猫知れず?)物思いにふけっているのですにゃ。この頃寒くなってねこ年齢93歳の老体はからだの脂肪も減る一方。何とか吉川魚店のおいしい刺身で命つないでます。あーなんかうまいものないかなーなんて物思いの原因がわかっちゃったか。やっぱ付け焼刃はいけませんね。秋はやっぱりさんまだー。
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