今月のシネマクラブは「回転」でした。

1961年公開のイギリス映画。原作は「鳩の翼」などのヘンリー　ジェイムズ。脚本にトルーマン　カポーティ―が加わっています。監督は「年上の女」「赤い風車」のジャック　クレイトン。ミスギデンスは、金持ちの男が引き取った甥のマイルスと姪のフロラの家庭教師として、郊外の古い館に赴任します。愛らしく利発な二人の子供との生活は夢のようでした。しかしある日人のいないはずの塔の上に男がいるのを見つけ、上っていくとマイルズの姿しかありません。その後いないはずの女の姿や子供たちの不審な様子に気づき、そこから彼女の悪霊との戦いが始まります。一見今どきのホラー映画のようですが、文学作品だけに三重ぞこのような複雑な解釈があって、ゴシックロマンの香りが漂う品格ある仕上がりになっています。当時はかなり話題になりましたが、現在あまり見られない映画の一つになってしまいました。それにしても当時40歳のデボラ・カーが気品漂う美しさで一見の価値ありです。

先輩ネコに、ミミちゃんは勝てるか！

インターネットに載ってたトラネコ君です。パーフェルトなすわり姿。ミミちゃんがお腹なめてる写真は、まったくの猫背なんで、まだまだ修行が足りません。お腹なめるのに一生懸命で、姿勢を正しくなんて無理そうです。最も猫背じゃないとお腹に届きませんね。