檸檬シネマクラブ。豪華「ネコのミヌース」と「私の名前はジュリ・アロス」の二本立てでした。
 「ネコのミヌース」はオランダの2001年作品。アニー・シュミット原作の童話が映画になりました。変な溶液をなめた猫のミヌースが気が付くと可愛い人間のミヌースに変身していました、というところから始まります。全身グリーンで統一されたファッションも素敵です。売れない新聞記者のティベさんと知り合い、街の害虫、動物協会の会長の悪を暴くというお話。ミヌースに協力する猫たちの大活躍があってこそ。猫たちが集まる童話の挿絵のような屋根の上、ティベさんのポップな部屋もおしゃれです。悪い会長退治といってもとても面白くて嫌な感じになっていません。子供も大人も楽しめるいい映画で、これが埋もれてしまうのは惜しい。ネコ好き犬好きそうでない人もぜひ一見の価値あり!です。
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