cafe檸檬のブログ
沼津市のカフェ檸檬のブログです。 カフェ檸檬で行われるイベントなどの情報を掲載しています。 詳細はお問い合わせください。(TEL 055-962-3768)                        カフェ檸檬のホームページ→http://www.cafe-remon.com/index.html

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1979年ソ連映画「オブローモフの生涯より」

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ニキータ・ミハルコフ監督が「機械仕じかけのピアノのため未完成の戯曲」の後に製作した逸品です。無為に人生を送る三年寝太郎のような生き方を「オブローモフ主義」というそうです。農奴制も崩壊寸前の時代。田舎の領地から仕送りを受け日柄食べて寝ているだけの貴族オブローモフ。唯一の親友のシュト―リツは正反対。父親にどつかれて家を出され自立も早かったこともあり、人付き合いもよく優秀で仕事も順風満帆。魅力的な女ともだちオリガもいます。自然の美しい村でオブモーロフとオリガはひかれあいますが、無為に日を過ごす自分を顧みて身を引きます。雷鳴のなる東屋の二人のやり取りは胸迫る切なさです。映像も名画を見るような素晴らしさ。光と影親友とオリガを見つめる涙をためたまなざし。初期のミハルコフ作品の中でも必見の一作です。

餌食べ放題のふくら雀

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雀さんたち。だいぶ前から残った雑穀をまいていたら、お休みの日も庭に来るので最近では袋ごと庭の隅に。朝早くからきて11時にお昼ごはん。夕方4時過ぎに夕飯に大挙して訪れます。多いときは3~40羽くらい。ここまでくると見ごたえあります。「天餌足りて胸づくろひの寒雀」中村草田男 俳句のままの窓越しの風景です。「大分太ってうまそうだ。」だの「スズメ焼きは、伏見稲荷の門前で食べられる。」だの雀に聞こえたら大変な会話をしていたりしますが、もともと冬に餌がなくなって町に出てきた雀を食べていて、滋養のある食として歓迎されていたようです。とにかく日本の風景に溶け込むちょうどいい大きさの雀たち。ご来店の際に樹に集まっていたら幸運ですね。