何十年ぶりの横浜中華街華正樓「鯉のから揚げ甘酢あんかけ」
 我が家はもともと横浜出身なので、何かというと小さいころから横浜に行っていました。お寺も横浜なので法要の折は最後にいつも中華街。父が「華正樓」に決めていたので懐かしいところです。母は父の倍生きたので、ここでの食事も記憶が薄れるほどの久しぶりのことです。中でも母が好きだったのが「鯉のから揚げ甘酢あんかけ」頭からしっぽまで食べられる豪快な一皿。ものすごく大きくてぷりぷりのえびの炒め物や、ふかひれの姿煮やふかひれスープは逸品です。親族一同料理を堪能、昔の話に花が咲いて母をしのびました。よくしたもので、おいしい食事はこんな時でも気持ちを明るくしますね。頭からしっぽまできれいに食べられた鯉さんに合掌。
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