アラン・ドロン「サムライ」静の魅力

「サムライ」は、1967年ジャン・ピエール・メルビル監督のフランス映画。希少版なのでアマゾンで調べてみたら21000円になってました。映画に異様に詳しいあるお客様が「見る？」と言って持ってきて、もう・・見るに決まってるんじゃありませんか。彼のところは希少版の宝庫。またぜひお願いします。このところ石井隆監督シリーズになってますが。アラン・ドロンが最高ににクールでシャープでスタイリッシュ。究極の男のダンディズム。ほとんどセリフもなく、殺しのシーンもさらっと品よく撮っています。歩道橋のところでの長回し。終わりかたもとても良いです。寒々とした部屋。外は雨。小鳥が一羽籠の中で鳴いています。音もない始まりかすかに煙草の煙が上がっています。トレンチコートにソフト帽をかぶりゆっくり外に。「サムライ」の始まりです。9月のシネマクラブでやろうか検討中。この希少版ご覧になりたい方はどうぞ。
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