檸檬シネマクラブ今月はヴィンセント・ミネり監督の「肉体の遺産」でした。


やっと出ました復刻ツタヤシネマライブラリー。ローバート・ミッチャムもエレノア・パーカーも貫録ですが、、なんといってもジョージ・ぺパードがとてもいいです。公開当時淀川さんが絶賛。双葉十三郎も愛情あふれるというより情愛のこもる演技と絶賛していました。この翌年「ティファニーで朝食を」に抜擢されましたが、きっとこの映画で認められたのではと。刺身のつまのような「ティファニー・・」よりこの映画の彼が最高!ほんといいやつなんです。アメリカ南部の大地主一家の愛憎を描いて長尺150分・・ですが少しも飽きさせません。ヴィンセント・ミネりと言えばミュージカルと思われるでしょうが、「走りくる人々」「悪人と美女」など骨太の問題作も見逃せません。題名と、なぜかないシーンばかり描いているイラストに騙されず「肉体の遺産」お勧めします!
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