4月のシネマクラブはカウリスマキ監督の「コントラクトキラー」でした。
フランスからイギリスに移民した男が、役所の都合で首になり、最低限の食べていく意味も失って自殺を図ります。自分では死ねないのが分かり殺し屋に依頼しますがきれいな女に会ってキャンセルしようとします。,殺し屋を依頼しにいった店がなくなっていて今度は殺し屋から逃げる羽目になります。どうです聞いただけで面白そうでしょ。主人公を「大人はわかってくれない」のジャン・ピエール・レオがひょうひょうと演じています。カウリスマキにしては美人の彼女もいい感じです。殺し屋コンビの凸凹2人組、請け負った顔色の悪いむすっとした殺し屋ケネス・コリーもぴったりです。ちゃんと彼の人生も描かれているし、手抜かりなしです。私のは「ラヴィ・ド・ボエーム」と2本入りですが「白い花びら」との組み合わせもあります。全く持ってお得シリーズです。カウリスマキ2本シリーズ今は手に入りにくいのが残念です。
|