cafe檸檬のブログ
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アランドロンが、尊厳死をえらぶのでしょうか?

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最近脳卒中を起こし今は何とか安定しているようですが、スイスに居を移し息子のアントニー・ドロンが「父はスイスでの尊厳死を望んでいる。」との報道がありました。真偽のほどはわかりませんが、同時代のフランス映画の旗手ゴダールがスイスで尊厳死したことと重なります。かつて愛したロミ・シュナイダー、ミレーユ・ダルク最近亡くなったナタリー・ドロン。フランス映画界を席巻した朋友ジャン・ポール・ベルモンドもみな鬼籍に入ってしまいました。最後のパートナーとも別れて今は子供たちに見守られて療養しているようです。輝くように若かったデビュー当時の美青年から年を経て老いと向き合う現在、人はいつか居なくなってしまうのだという当たり前のことが身につまされる今日この頃です。

「どろ沼」1952年イギリス映画サスペンス映画セレクション「叫哭の世界」

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「叫哭の世界」10枚組1800円でこの品揃え。寅さんでなくても「さあ買った買った!」と呼び込みたくなります。「どろ沼」は巻頭を飾っているので、かなりのおすすめと思って観てみたら手抜きなしの素晴らしい出来で、俳優もみんないい。主人公は「ライアンの娘」「ボブスンの婿選び」のジョン・ミルズ。言わずと知れたイギリスの名優です。ジョン・マッカラムの男気のある警察官も魅力的です。無実の罪で恋人にも手痛く裏切られた男が復讐を誓って出所してきます。今どきのアクションものと違いさすが紳士の国、暴力でなく相手の良心に威圧をかけていきます。裏切った恋人が警察官の妻になっているのも話を複雑にしています。最後の納得の終わり方。怒涛の映画の尺が立ったの93分。無駄なシーンもなくテンポの良さと簡潔なセリフとで久しぶりに大人のサスペンス映画を堪能しました。

北斎道子絵画展が始まりました。

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久しぶりの絵画展です。相変わらずの北斎さんの世界。閉塞感のあるコロナ禍に一服の清涼剤ですね。可愛くちょっと斜めな猫やカラス、ハイセンスな新作などどうぞごゆっくりお楽しみください。クリスマスの日まで展示いたします。



成瀬己喜男監督の「妻」あまりの面白さに何度でも!

o1080084614708561185_convert_20221114203146.jpg成瀬己喜男監督作品がこのところ続々と発売されています。中でも夫がすべて上原謙の三部作「めし」「夫婦」「妻」は中身が混乱しそうなのを除けばそれぞれが奥深く思い当たるエピソードの連打で悲喜こもごも思い当たることばかりです。まあよくここまで描いてくれるなと驚きとともに成瀬さんはやっぱりすごいと納得の3部作。未見の「妻」は、10年もたちまったく恥も外聞もなくなっている高峰三枝子さんの妻。彼女のやることなすことにうんざりしている夫。そこにかわいく気が利く会社で机を並べる未亡人が対比として登場。毎度同じめざしと漬物の自分の弁当に比べ豊かにきれいに作られたサンドイッチの隣のお弁当。クラッシックや美術に趣味の豊かな彼女に惹かれても無理はありません。箸で歯をほじって湯のみのお茶でブクブクごっくんの妻をあの品のよい美人の高峰さんにやらせるとは!妻の親友男前の高杉早苗もかっこいい。妻に比べ容姿は庶民的でも丹阿弥谷津子がとても愛らしくけなげに見える納得の一作。久しぶりに大いに語りたくなりました。



夏バテだったみたいです。病院で大騒ぎ‼

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耳の毛は抜けるし、ご飯は食べない、体中舐めまわし、普段と違う行動、表情がない。静かな部屋で寝てばっかり。これは心配とめったに行かない病院に。体温計入れただけで死ぬほどの大騒ぎして、いつものあなたじゃないみたい。検査室で血液検査。待合室に響く絶叫ともいえる助けてコール。連れてきてかわいそうだったかと一時反省しました。秋口に入っての夏バテが発症したようです。今はご飯も水も飲むようになって普段のミミに戻ったようです。それにしても猫にかかる出費もばかになりません。私の病院代よりはるかに高額でした。